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「超回転 寿司ストライカー」の感想

Nintendo Switch / ニンテンドー3DSで発売中の、
「超回転 寿司ストライカー」をクリアしました。

超久しぶりにレビューを書く気になったのは、
こんなマイナーなゲームの感想を書く人はそう多くないだろうな…と思ったからです。

概要


超回転 寿司ストライカー The Way of Sushido 紹介映像

レーンを流れてくる、同じ色の皿の寿司をつなげて食べる。
積み重なった皿を相手にぶつけて攻撃!
というアクションパズルゲーム

※寿司はちゃんと食べてるので、食べ物は粗末にしてません。

 また、この世界の寿司は、スシガミが寿司スシゲートからわさわさ出してくるものなので、
 寿司屋さんの会計を放棄しているわけでもないです。

良いところ

・意外とよく考えられているシステム
・独特すぎる世界観とノリ

皿の色には、回転寿司屋さんと同様にランクがあって、
高級な寿司の皿ほど攻撃力も高くなってます。

じゃあ、流れてくる皿のうち、高い皿だけ狙えばいいんじゃ?
…と思うわけですが、
通常は安めのランクのお皿だけが流れてきます。

ある程度の寿司を集めると「寿司祭り」状態になって、
高級めな皿が連続してわさわさ流れてくるため、コンボが繋ぎやすい状態に。
連れてるスシガミのスキルも組み合わさって、
なかなかメリハリのあるアクションパズルになってます。


途中からは、きっちりシステムを理解しないと、
なかなか勝てないバランスになっています。

その辺は、一定量の皿を集めないとダメージが通らないとか、
同色の皿のコンボを決めないとダメージが通らないとか、
ライバルキャラが要所要所で壁になって教えてくれます。

プレイヤーが上手くなる支援をしてくれて親切だなぁと思いますが、
人によってはその辺で負けがこんで、テンションが落ちるかも?

世界観

そして、一番大きな魅力は独特すぎる世界観。
過去に発表されたプロモーションから心を鷲掴みにされてしまいました。


超回転 寿司ストライカー The Way of Sushido オープニングテーマ曲映像


印象に残るネタは多々ありますが、ネタバレ気味なので最後に。

悪いところ

・一部のステージが爽快感に欠ける

基本的なステージは、自分のレーンが3つ、相手との共通レーンが一つ、
それぞれのレーンは、右から左、左から右、
と互い違いに逆方向に動いています。

ちょっと触ってみるとわかりますが、
皿を何枚も取り続けるには、逆方向に動くレーンの存在がポイントになります。

ただ、一部のステージは自分のレーンが3つとも同じ方向に動く構成に。
この構成のステージは、どうしても選択した皿が画面外に追い出されやすく、
コンボがなかなか繋がらないというストレスが…。

あんまり楽しくないので、あれは不要だった気がします。

ネタバレ:ハイライトの一部

スシ皿を弓につがえる敵キャラ。

捕らえられた反乱軍に行われる拷問…。

このゲーム、攻撃するのにスシを食う必要はないのでは?
…という考えに対して、同じく効率を重視した邪道食いが存在。

しかし、ちゃんと感謝をしながらスシを食べることが奥義なので、
お子様への教育にも配慮が行き届いているので安心です。